関西出身のちくわ夫人と中国地方出身のちくわ主人にとって、ちょっとした旅行先として子供の頃から何度も訪れたことがある香川県。そしてちくわさんの生まれ故郷でもある香川県。
昨年はちくわさんを連れてこんぴらさんへお参りをしてきましたが、香川には魅力的な場所が他にもたくさんあるんですよねぇ。
今回は「日本のウユニ塩湖」と謳われる三豊市の父母ヶ浜へ1泊2日の車中泊旅。讃岐うどんなどの香川グルメと三豊市の自然を満喫してきました。
※旅行時期:2024年3月下旬
まずは讃岐うどん
早朝に自宅を出発し、淡路島をスーッと通り抜けて一瞬の徳島を経て香川へ。渋滞もなくスムーズ。ちくわさんもゴキゲンにドライブベッドで眠っている。幸先いいですねぇ。
そして最初の目的地「山越うどん」へ向かいます。今回は犬連れなので事前に調べたところ、山越うどんは庭の飲食スペースは犬OKとのこと。
もう食べるメニューまで心に決めて(絶対かまたまやま)お店に到着すると長蛇の列が・・・。犬連れでしかも暑いし待つのは大変だな、ということで「かまたまやま」は断念。
狙っていたもうひとつのお店「讃岐うどん海侍」へ行ってみることにしました。
運良く外テーブル席が空いていたので、こちらで念願の讃岐うどんが食べられる!やったー。
メニュー数がとても多くて店の前のメニュー看板を見てどれにするか熟考した後、セルフ形式で注文して受け取ります。今回は追加しませんでしたが、レジ横に並んでる天ぷら達も美味しそうでした。
夫人はすじこんうどん(ぬるい=冷たい麺に温かいだし)小(1玉)。具材が大きくて麺も太くてモチモチなので食べごたえがあります!
主人は肉わさび漬けぶっかけ(冷たい=冷たい麺に冷たいだし)。中(2玉)。わさび漬けがピリっときいていて爽やか!肉もたっぷり入っていてこちらも満足度高いです。
だし醤油をかけていただく卵かけご飯ももちろん美味しく、すじこんを乗せて食べるとまた最高。犬連れで入れておいしいうどんが食べられるなんて、ほんとありがたいですねぇ。飼主はとても満足しました。
讃岐うどん海侍 其の壱
〒762-0081 香川県丸亀市飯山町東坂元2710-5
営業時間:9:00 – 15:00
定休日:月曜日 ※祝祭日の場合は火曜日
https://www.udon-kaiji.com/
丸亀城をおさんぽ
RVパーク父母ヶ浜のチェックイン時間までまだ時間があるので、海侍から車で約20分の観光スポット「丸亀城」でお散歩することに。
ちょうど桜まつりが開催されている時期だからか、駐車場は満車でしたが運良く北堀の駐車区域に停めることができました。(こちらは土日祝のみ駐車可です)
見返り坂と呼ばれている急な坂を天守に向かって上っていくと、ものすごい迫力ある石垣が!丸亀城は「石垣の名城」と言われるほど石垣が有名なお城だそうです。
下側は緩く上に行くほど急な勾配になっていて、その曲線が扇を広げたように見えることから「扇の勾配」と呼ばれる美しい勾配で築かれています。
さらに坂を上っていくと天守に到着。日本にはかつて数多くの城が存在していましたが、建築された当時の天守がそのままの姿で残されているものは全国にわずか12城しかありません。
この丸亀城の天守は貴重な歴史的文化遺産「現存12天守」の1つです。すごい!
丸亀城
〒763-0025 香川県丸亀市一番丁
営業時間:9:00 – 16:00(天守)9:00 – 16:30(大手一の門・観光案内所)
※城内は24時間開場
https://www.city.marugame.lg.jp/site/castle/
骨付鳥と朝のパンを買いに・・・
宿泊場所のRVパークへ行く前に、晩ごはんと朝ごはんを調達していきます。
まずは朝ごはん。明日は紫雲出山を登る予定なのでサクッと食べられるパンがいいな、ということでパン屋さんをGooglemapで検索。
そして見つけた「元気パン工房 ごぱん」
パンの種類も豊富でどれもめっちゃ美味しそう!各々2個ずつ購入しました。
そして晩ごはん。香川と言えば讃岐うどんと骨付鳥!ですよね。
夫人が以前に香川県民に連れて行ってもらってとても気に入ったお店「骨付鳥一鶴 」の中府店でテイクアウト注文。「骨付鳥」というとワイルドなイメージなのに、お店は外観も内観もめちゃくちゃスタイリッシュでなんかちょっと緊張しました。
父母ヶ浜で車中泊
食料も無事調達したところで、いよいよ本日の宿泊先「RVパーク父母ヶ浜」へ。
まずは父母ヶ浜ヴィレッジの総合インフォメーション「父母ヶ浜ポート」で車中泊の受付・支払いを済ませます。(WEB予約ができるので事前に予約してきました)
今回利用するのは長さ8m・幅5mの区画で、サイドオーニングの展開や車外でのテーブル・イス設置が可能。焚火台を利用して焚火もできます。
長さ7m・幅3.5mの小さめ区画もありますが、こちらはサイドオーニングの展開不可で車両横での焚火も不可です。
RVパーク 父母ヶ浜
〒769-1404 香川県三豊市仁尾町仁尾乙203-3
https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/996.html
RVパーク父母ヶ浜の設備
区画には電源あり。(100V、20Aコンセント)電気利用料金はパーク利用料に含まれます。
ゴミ引取は500円。Wi-Fiも利用可。
24時間利用可能なトイレと、シャワー(大人500円・子ども300円)もあり。
洗い場は1ヶ所。ライトがついているので夜間も利用可。
父母ヶ浜をお散歩
そろそろ日の入り時間が近づいてきたので、父母ヶ浜をお散歩しましょう。
父母ヶ浜海岸は干潮時に約400mも海水が引いて、大きな干潟が現れ潮だまりができます。波の影響を受けず鏡のように反射し、ウユニ塩湖みたいな写真が撮れるらしい。
それっぽい写真をがんばって撮ってみる。しかしこのまま夕日は分厚い雲の中に隠れてしまいました・・・。
夕日はちょっと残念でしたが、老若男女問わずリフレクション写真をあーでもないこーでもないと楽しく撮影している雰囲気がなんか素敵だなぁと思いました。
普段は山派の私ですが、やっぱり海も良いもんですねぇ。
晩ごはんと焚火
父母ヶ浜のお散歩を終えて、いよいよ骨付鳥をいただく時間です。
おやどり・ひなどり・とりめしをそれぞれ1つずつ購入しました。今回は温かい商品にしましたが、約1週間保存可能な冷蔵商品(電子レンジで温める)もあるようです。
まずは「おやどり」から。歯ごたえがあり、噛み締めるたびに旨味が広がる「通好みの骨付鳥」とのこと。
食べやすいように切り込みを入れてくれているのですが、ナイフではなかなか切りきれないので、豪快にかぶりついていただきます。
かたっ!スパイスうまっ!!鶏の旨みすごっ!!たしかにこれは通好みの味!ちなみに冷めててもおいしい。
次は「ひなどり」。やわらかくジューシーで食べやすく、お子様からお年寄りまで誰からも好まれる骨付鳥とのこと。
おやどりと違ってナイフでスッッッと切れます。なんなら箸でも切れるし、骨から身がトゥルンッって取れます。トゥルンって言葉がもう若さを示してる。
そしてめっちゃ美味しい。冷めてても美味しい。通好みのおやどりも好きですが、やっぱりどっちかを選ぶならひなどりだなぁ。(個人の意見です)さらっと食べれたので、2人だとひなどり2本+おやどり1本でもよかったかな。
そして〆は「とりめし」。とりの旨みで炊き込んだ、さっぱりしょうゆ味。「おやどり、ひなどりとの相性も文句なしです」って書いてるけど、鳥はもう全部食べてしまった・・・。
うまっ。これめっちゃ好きなやつやん。ひとり1パックいけたかもしれへん。というぐらい美味しかったです。
美味しい香川グルメをいただいて、寝る前にちょっと焚き火タイム。
RVパークでも焚き火ができるのっていいですねぇ。灰捨て場もあるので安心です。
車内は後部座席を倒してフラットにして、ニトリの「スツールにもなるマットレス」を2つ敷いてシュラフと枕を乗せたら寝床準備完了。
明日は登山もする予定なので、しっかり寝ましょう!おやすみなさい〜。
朝のお散歩と朝食
おはようございます。犬連れの朝はまず散歩から。父母ヶ浜を歩きましょう。
昨日の夕方は人がいっぱいで賑やかな海って感じでしたが、朝は静かでまた雰囲気が変わりますね。
ちなみに砂浜でちくわさんが急に何かに向かって走り出すと、その先に財布が落ちていました。(拾って係員さんに届けました)
砂浜ではしゃぐと財布を落としやすいらしく(主人談)、その後満潮になると探すのが悲惨になるので(主人経験談)、皆さん気をつけましょう。
お散歩の後は朝ごはん!昨日買ってきたパンをいただきます。
このパン達が全部めちゃくちゃ美味しかったので、香川でキャンプや車中泊する時には必ずやまた訪れようと心に誓いました。
朝食を食べ終えるとササッと撤収です。今回はカーサイドタープも設営してないし、車内の寝床をちゃちゃっと片して、テーブルやら椅子やらを畳んで車にポンっと乗せるだけで撤収完了。
車中泊はこの手軽さが良いんですよねぇ。荷物が少ないから積み込みも何も考えずに乗っけてってもなんとかなるし。
チェックアウト時間は10時までですが、今日は紫雲出山に登るので早めに出発します。
父母ヶ浜RVパークさん、お世話になりました!とても快適に車中泊を楽しめました!